土屋塾長土屋塾長

よく、ブランディングしていきたいという人がいますが、ブランディングって何なのかちゃんと理解していない人が本当に多いです。そこでこの業界で一番長い土屋がいうブランディングとは何なのかについてお話ししたいと思います。

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ブランディングを具体的に解説します

塾生塾生

ブランディングって、土屋さんはどう考えているのか聞きたいです。

土屋塾長土屋塾長

すんごい良い質問。その質問。

塾生塾生

はい。

土屋塾長土屋塾長

ブランディングって何かと言うと、俺いろんな事を考えて 。

俺この業界2003年とか2004年からずっといてて「ブランディングって何なんだろうな」と、思っててたどり着いたとこがあって。

それは、イコール「ポジショニングなんだ」っていう事にきづいたの。

ポジショニングっていうのは何なのかと言うと 、自分は何の専門家 で、「何と言えば、この人」っていう位置づけだよね。

例えば「ブランド品リサイクルと言えば、柳田」っていう、このポジションを取れる人。

これがブランディングだと思ってて。

こうなると何が起こるかと言うと、ライバルがいなくなるんですよね。

じゃあブランディングの考え方は何かと言うと、とにかく目立たせるというか。

既にマーケットがあって、例えば「香水」っていう市場があって、その中でシャネルとかグッチがあって、そこで戦っていくのがブランディングしていくっていうやつなの。

これって凄く大変で、ブランディングしていくのがね。

お金も労力も、すごくかかるわけ。

でもポジショニングをしっかりすると、ライバルがそもそもいないわけ。

なぜかというと、その市場を自分で作るから。

例えば、古物オークションがあります。

古物オークションの柳田っていうのは結構たいへんなの。

じゃぁ何かと言うと、古物オークションの中でもルイビトンに特化したんだったら「柳田君が詳しいよね」っていう。

要は大きなマーケットをとりつつ、その中で近しい大きいところのポジションをとれるかどうか。

これが俺はブランディングだと思ってる。

じゃあこれをやる為に何をしないといけないかと言うと、例えば本を出すとか、テレビに出るとかじゃないわけ。

自分が何を専門家であるのか。

自分が何に強いのか。明確なポジションを決めるわけ。

これがすごく重要なポイント。

これをする為に何をしなければいけないかと言うと、マーケットリサーチなの。

要は古物オークションっていうものに対して、誰が有名なんだろう?

同じような活動しているのは、誰なんだろう?っていうのを調べるわけ。

我々はインターネットで情報を発信していくんだから、何を調べないといけないかと言うと、オフラインとオンラインを組み合わせた人ではないわけ。

オンライン上で古物をやっている人は、誰がいるんだろう。というのを調べるわけ。

で、ここを調べた時めちゃめちゃ有名な人がいるんだったら、考えなきゃならないのは、この人とガチンコやって勝てるのかどうか。

勝つためには何が必要かっていうと、実績・信頼・権威性っていうのが必要になってくるわけ。

ここで戦って力ずくで勝てると思ったとこだけ、戦えばいいの。

勝てないとなった瞬間に、じゃあ自分はここじゃなくて、ここよりもちょっと更に、もうワンフレーム絞る。

例えばカテゴリーで言うと、アマゾンとかの本をイメージすると簡単で。

ビジネスっていう、大カテゴリーがあるのね。

で、ビジネスっていう大カテゴリーで1位を取るっていう人って、やっぱり堀江さんとか。

ああいった実績も権威も。

孫さんとか。

でもそこじゃ勝てないけど、ビジネスの中のマーケティングという小カテゴリーに絞ると、今度は誰が有名になってくるかと言うと、神田昌典さんとかになってくるわけ。

マーケティングという広いカテゴリーだと神田昌典さんだけど、インターネットマーケティングってなると誰やねん。みたいな。

こういうふうに大きいところから細分化していくと、細分化していくところでは勝てるわけ。

ビジネスだったら堀江さんが有名だけれども。

でもね、マーケティングの事が知りたいんだよ。となる瞬間に神田さんにいくわけよ。

なぜかというと、マーケティングに関しては絞れてないから。堀江さんは。

じゃあマーケティングだけれども、オフラインのマーケティングとオンラインのマーケティングがあるよね。

オンラインマーケティング、インターネットマーケティングだったら神田さんにはいかないわけ。

インターネットマーケティングで特化されてるところに行くわけ。

このように、自分がどこのカテゴリーにおいて強いのか。っていう事をしっかり絞るっていうのが、我々にとってはすごく重要なわけ。

それをすると何が重要かというと、選ばれるのよね。向こうから。

もう分かりやすいわけ。

そこのポジションを見つけるっていうのが、ブランディングです。

見つけるというよりは、リサーチして「どこが空いてるか」っていうのを探す。

そして、自分が「このポジショニングだったら、勝てる」っていうのw見つけ出して、作り出す。

無いんだったら、作り出すね。

これがブランディングです。

それが決まって、新規顧客が取れるようになったら、次に何をやらなければいけないかと言うと、そこの地位を確立していくために露出を増やす。

露出を増やすには何をすればいいかと言うと、メディアを作るっていうことだよね。まず。

ブログ・YouTube、こういった事をやりながら、次にやらないといけない事は第三者の公的な他のメディアにも出ていく。

例えば、ここの段階で本を作るとか、雑誌のインタビューを受けてみるとか。

こういった風に第三者的なものを作っていく。

こういうことやっていくっていうのが、ブランディングの全部と言うかね。

ブランディングっていうのは「何か1個の事をやる」とかじゃないの。

ポジショニングから始まって、参入障壁を高くして、他のライバルが来ないようにする。

この2点セットだと思っておけばいい。

これで実際にブランディングをする。ってことだよね。

まず何をやらなければならないかと言うと、ライバルのリサーチ。

実際に今やってるポジションっていうのは、誰かがいるのかどうか。

いないんだったら、徹底的にそこのポジショニングをとる。

そして今のうちに本とかメディアを作っていく。

ブログ・facebook・Twitterとか、SNSのメディアを作りつつ、自分の名前を浸透させていく。

塾生塾生

わかりました。
ありがとうございます。